大人の語彙力が使える順できちんと身につく本の要約
仕事でも思うのですが、表現力が足りないせいでなかなか思っていることが伝わらないことがあります。
固定概念などで伝わらないこともありますが、そこで言葉が間違っていたり引き出しを増やすことで伝わることもあるかと思います。
20代、30代の働き盛りの人もそうですが、50代など責任者になってきた人なども特に読んでもらいたい一冊となっております。
語彙力に関する2つの罠
正しい言葉づかいをしようとすると2つの罠にハマりやすいということがあります。
にわか敬語の就活生状態
私も新卒の面接や中途面接をしたりしたことがあるので、共感した部分として「御社」という言葉をすごい連発するんですよね。
他にも堅苦しい言葉が多かったりと面接で相手の素の部分を見たいのに仮面を被る感じがして印象が悪くなることもあるんですよね。
私自身就職活動セミナーみたいなものに行くこともマニュアルのようなものも見ずに就職活動をしていたので、そうゆうところで教えられるのかなと思います。
堅苦しい言葉でも普段から使っているなと思う人は違和感ないですね。
言葉の意味を理解して使っているかどうかが大事です。
取引先とよく話す機会が多いのですが、御社などという言葉は使わないようにしています。
○○(会社名)さんはとか言葉をゆるくしたりしています。
格言引用癖のある人
おじさんによくいるのですが、他の人の格言やなかなか難しいことわざを意図的に使ってくる人もいますね。
自分の知識をひらかしたいだけにしか思いません。
私のチームには英語を多様するメンバーがいますが、日常会話や業界で使われていない英語はすぐには伝わらないですしやめたほうがいいと思います。
相手や自分の年齢、立場をちゃんと考えて言葉を選んだ方がよいです。
認知語彙と私用語彙
言葉の知識には認知語彙と使用語彙というものがあります。
文章の中でなんとなくわかる言葉を認知語彙と呼びます。本をよく読む人はこの認知語彙が多い人が多いと思われます。
自分の発言や文章の中で使いこなせている言葉を使用語彙と呼びます。この使用語彙は認知語彙と比べるとかなりすくないです。
この使用語彙が増えていくと知的だなと思わせることができます。
とにかく知った言葉を使えばいいというわけではありません。
本当に理解している言葉を増やすことが大事です。
紹介されている語彙の中でいくつかピックアップ
紹介されている語彙もなかなか難しいものが多いです。
その中でも普段使いできる、間違えやすい言葉をピックアップします。
ご苦労さまでした
ご苦労さまは目上の人に使うのは間違っています。
目上の人が部下などにねぎらいの言葉として利用されるものです。
お疲れ様でしたはまだ許される言葉なので、もしご苦労さまでしたと使っていたらお疲れさまでしたに切り替えてみましょう。
上手
こちらも目上の方に使うのは間違っています。
上手という言葉は能力が高い人が使う言葉です。
上から目線の行為のため、万が一あなたが目上の人よりも能力が高くても使わずに、さすがですねなどの言葉に変えましょう。
頑張ってください
頑張れという言葉はもっと努力してという意味が強く、努力している人に言ってはいけません。
少しかたいですが、ご活躍をお祈りしておりますが一般的です。
同僚や部下でも頑張れじゃなくて、引き続きお願いしますなどの言葉の方が個人的には好きです。
リテラシー
私の周りでは使用語彙として使われているので当たり前なのですが、情報の取捨選択・活用する能力のことを指しています。
よく使われるのはITリテラシー・マネーリテラシーなど言葉で使われると思います。
ITリテラシーなんかはweb上にいろんな情報が散乱している中、真実をしっかりと掴んで利用できるようにしてる人に対して使われますね。
TwitterなどはITリテラシーがない人が多いイメージです。
RTしたらお金あげますという胡散臭いアカウントのツイートを平気でリツイートする人がいますよね?
アカウントを見に行ったらそれが本当かどうかすぐわかると思うんですよね。
まとめ
他にもこれがちゃんと使えたらかっこいいなと思うような言葉がたくさんありました。
読んだだけでは使えないので、言葉ごとに理解して自分なりに落とし込んで正しく使えるようになりたいと思いました。
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